展覧会

【季節の展示】盆栽展〈四季〉ー12月・寒樹の美

期間:令和3年11月5日(金)~12月1日(水祝)
場所:コレクションギャラリー・盆栽庭園

屋内コレクションギャラリーでは、1週ごとに展示替えを行ない、盆栽庭園における展示とともに、季節の見ごろを迎えた盆栽で来館者を迎えています。

令和3年度の常設展示は、装いも新たに「盆栽展〈四季〉」と題し、座敷飾りの趣向を含め、ひと月ひと月の季節感あふれる盆栽の姿を紹介していきます。

12月・寒樹の美

季節の展示_盆栽展四季_12月寒樹の美

からっ風が散りもみじの姿を変え、広葉樹の盆栽は一鉢ずつ冬支度へと向かっています。枯れ木の姿には寒々しい印象を思い浮かべますが、数十年に渡り丹念に枝先の剪定を重ねた盆栽の姿は、まったく趣きが異なります。枝先にやさしげな梢が広がり、さながらレース模様のように繊細で美しい表情を見せてくれるからです。広葉樹の一年の締めくくりは、この「寒樹(かんじゅ)」と呼ばれる冬姿にこそあるのです。


11月・深まる色

季節の展示_盆栽展四季_11月深まる色

あか、べに、ひいろ、あかねいろ・・・日を追って鮮やかさを増すもみじの葉が、深まりゆく秋を私たちに告げています。いまだ緑葉を残しながら、モザイク模様のようにその姿を秋色に染め上げていくもみじやかえで、けやきやいちょうなど、広葉樹の盆栽が織りなす一年のハイライト、この時季だけの色彩に満ちた世界を存分にお楽しみください。

※企画展「第30回作家展(日本盆栽作家協会)」開催期間中〔11月5日(金)~11月24日(水)〕は、盆栽庭園において当館盆栽を紹介しています。約60点に及ぶ秋色に染まる盆栽の姿をお楽しみください。


10月・爽秋の風

昼間のあたたかな陽気に対し、日を追って冷たさを感じる朝夕の風が、木々に秋の訪れを知らせていきます。やがて落葉樹の葉は、一年の活動をとめ、青葉の色を薄めて次第に黄色や紅色へと葉を染め上げていくことになります。澄み切った青空にさわやかな風わたる秋、日々その装いを変えていく木々の彩りに、季節のうつろいのたしかさを感じられます。


9月・秋空を背に

季節の展示 盆栽展〈四季〉9月・秋空を背に

暑さの残る9月も、長雨や季節を変える嵐が過ぎれば、すっきりと晴れ渡る青空に、うろこ雲浮かぶ秋空が広がります。夏の陽光でもなく、春のおだやかな風でもなく、秋のはじまりのすがすがしい空のもと、盆栽の木々は少しずつ、少しずつ秋の装いへと姿を変えていきます。初秋の蒼空を背景にした、おだやかな木々の姿をお楽しみください。


8月・緑陰の涼

盛夏の陽光を浴び、緑の色を濃く、青々と繁る木々の木陰には、一時の涼風が訪れます。暑い盛りではありますが、盆栽庭園に点在する松樹や真柏、そして涼しげに揺れる山もみじの豊かな緑のしげみのもとから、緑陰の涼を呼ぶ木々の姿をお楽しみください。

企画展「山水涼景~水石の世界」開催期間中〔7月16日(金)~8月11日(水)〕は、コレクションギャラリーでの盆栽の展示はありません。
 盆栽庭園で約60点に及ぶ夏の盆栽の姿をお楽しみください。


7月・こぼれる陽光

梅雨があければ、突き抜ける青空を背景に、輝かしい緑の葉をたくわえた木々が生命力あふれる姿を再び見せてくれます。枝先や葉群れを透かし、夏の日差しが大地にこぼれる7月。夏本番に向けて、ますます緑の色を濃く、たくましく生きる木々の姿をお楽しみください。


6月・枝先のしずく

しとしとと降る長雨に濡れそぼる木々の姿。アジサイの仲間「岩がらみ」は、みずみずしい葉に雨露を浮かべ、清楚な白い花を咲かせています。また、針葉の先に露を重ねた松は、幾層にも重なる樹皮を濡らし、その色は暗く沈んで一層深い亀裂をあらわにします。広げた葉に恵みの雨をいっぱいに受け、薄曇りのなかにしっとりとした姿を見せる木々の姿もまた、たしかに日本の季節の景観をあらわしていると言えるでしょう。


5月・新緑の誘(いざな)い

風薫る5月、初夏のあたたかな陽ざしを受け、芽吹いたばかりの初々しい葉がおおらかに広がっていきます。覆い繁る葉はまだ淡い黄緑色で、木陰から見上げれば、透き通るように鮮やかなグリーンの光が目に映ります。萌える緑の鮮やかさに誘われ、一年の中でもこの時季にしか見られない新緑の魅力をお楽しみください。


4月・芽吹きの季節

桜の花が散りはじめるこの時季の見どころは、初々しい芽吹きを迎える木々の姿にあります。冬の堅いつぼみがふっくらと丸みを帯び、もみじやかえでは赤みを残した若い葉を芽吹きはじめます。凍てついた長い冬を経て、木々の一年のはじまりが告げられる季節、このときだけの芽吹きの姿をお楽しみください。


サイトマップ

サイトポリシー

トップページへ