展覧会

大宮盆栽村100周年記念特別展「緑のフロンティアー大宮盆栽村100年ー」

期間:令和7年10月3日(金)~12月10日(水)
場所:ロビー、ギャラリー、企画展示室

武蔵野に拓かれた盆栽師たちの理想郷

 今から100年前、関東大震災に罹災した東京の盆栽園が新天地を求め、武蔵野の台地に広がる松林を開拓し、大宮盆栽村は誕生しました。

最初の住人である清大園の清水利太郎が居を構えたのは、大正14年(1925)4月のことでした。

 大宮盆栽美術館では、大宮盆栽村100周年を記念し、盆栽村の歴史を振り返る特別展を開催します。

会場では、地図や古写真など村の景観の移り変わりがわかるビジュアル資料に加え、盆栽村の開拓に尽力した盆栽園の第一世代の歩みを物語る資料や、

盆栽作りの技術を伝える資料などを展示します。また、現在の盆栽村の盆栽園から各園を代表する名品盆栽を展示し、各園それぞれの特徴や魅力とともに紹介いたします。

 土地の開拓に加え、観光開発、技術の開発など、盆栽を中心に据えた飽くなきフロンティア精神によって培われてきた盆栽村の歴史。

100年目の節目を迎えた大宮盆栽村の魅力に改めてご注目ください。


章立て

プロローグ 盆栽村以前 源太郎山

1)村の風景 開拓と発展

2)いしずえを築いた人びと

3)育まれた職人の技術

エピローグ 草木とともに生きる

 

■出品物の一例

「大宮」(鳥観図・観光パンフレット)/ 発行:大宮保勝会・図:吉田 初三郎  /  昭和9年(1934)10月30日/  館蔵

清大園看板「清大園」/ 山岡 鉄舟 揮毫 /明治19年(1934)6月  / 館蔵

 

 

「大砂土村盆栽村附近明細図」/ 大正15年(1926)9月5日/ さいたま市立博物館蔵


■会期

令和7年10月3日(金)~12月10日(水)

休館日:木曜日

※コレクションギャラリーの盆栽は週替わりです。

展示期間 出品者
10月3日(金)~10月8日(水) 松雪園
10月10日(金)~10月15日(水) 藤樹園
10月17日(金)~10月22日(水) 蔓青園
10月24日(金)~10月29日(水) 九霞園
10月31日(金)~11月5日(水) 清香園
11月7日(金)~11月12日(水) 芙蓉園
11月14日(金)~11月19日(水) 盆栽大野
11月21日(金)~11月26日(水) 松濤園、九霞園、清香園
11月28日(金)~12月3日(水) 藤樹園、芙蓉園
12月5日(金)~12月10日(水) 蔓青園、松雪園

 

■会場

大宮盆栽美術館 ロビー、ギャラリー、企画展示室

 

■関連催し

―講演会-

講演会①「大宮盆栽村と100年前の郊外開発」

    高嶋 修一氏(青山学院大学経済学部教授)

    10月12日(日)14:00~15:30

講演会②「盆栽村の思い出とこれから」

    野村 路子氏(作家)

    11月15日(土)13:30~14:30

会場:大宮盆栽美術館 講座室

定員:各40名

参加費:無料

申込方法:さいたま市生涯学習情報システム

     ①9月12日(金)~10月3日(金) お申込みはこちらから

      ※お申込は終了しました。お申込みいただきました方には、メールを送信しましたのでご確認ください。

     ②10月14日(火)~11月5日(水) お申込みはこちらから 

      ※申込受付中

     ①②とも応募者多数の場合は抽選。応募期間終了後、3日間以内に電子メールで当選、落選を応募者全員に通知。

 

-トークイベント-

①竹山浩氏(芙蓉園園主)によるトーク

 盆栽村と盆栽の魅力について

 11月9日(日)13:30~14:30

②担当学芸員によるスライドトーク

 10月5日(日)、10月18日(土)、11月2日(日)、12月7日(日)

 各日13:30~(45分程度)

会場:大宮盆栽美術館ロビー

定員:各20名(席数)

参加費:無料

申込方法:事前申込不要、当日先着順(13:00開場)※立ち見可

 

■その他

図録販売中 1,600円(税込)


 

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