さいたま市大宮盆栽美術館

読み解き！江戸の盆栽文化【休館中の盆栽の文化・歴史に関する情報発信】（令和２年３月時点掲載）

【この記事は、令和２年３月に掲載したものです。】

大宮盆栽美術館は、現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休館をしていますが、多くの方に盆栽の文化や歴史に親しんでいただきたいことから、当館の所蔵品の一角をなす、盆栽の描かれた浮世絵版画に関する記事をホームページに掲載しています。

臨時休館の期間中、毎日一話ずつ、季節感に富んだ浮世絵版画を主に選んで掲載しますので、浮世絵版画のなかに息づく、江戸の盆栽文化をぜひお楽しみください。

掲載日

令和2年3月19日（木）～3月31日（火）までの毎日　全13話

掲載内容

盆栽専門の月刊誌『近代盆栽』（近代出版）に、平成23年1月号から平成26年7月号まで、およそ3年半にわたり当館学芸員が寄稿した記事「盆栽の図像学－浮世絵にみる江戸・明治の盆栽」となります。

江戸時代から明治時代にかけて制作された浮世絵版画を題材に、描かれた盆栽（鉢植え）を手掛かりとして、一枚の絵がなにを語っているのか、浮世絵版画ならではの絵の楽しみを読み解いていこうというものです。江戸時代に生きた人々の生活文化として、盆栽のある江戸の生活を覗いていきます。

掲載記事一覧

【第1回】鳥居清長《風俗東之錦植木売り》個人蔵　Torii Kiyonaga, Fuzoku Azuma no Nishiki

　　　　 ダウンロードはこちら：01_鳥居清長_風俗東錦_2011_01

【第2回】歌川国貞《ゑん日乃景》大宮盆栽美術館蔵、春梅斎北英・丸丈斎国広《見立岡嶋屋璃寛　見立大和屋紫若》個人蔵　Utagawa kunisada, En’nichi no Kei　

　　　　 ダウンロードはこちら：02_歌川国貞_えん日乃景_2011_08

【第3回】三代歌川豊国《四季花くらべの内秋》個人蔵　Utagawa Yoyokuni, 3rd, Shiki Hana-kurabe no uchi Aki

【第4回】三代歌川豊国《春宵　梅ノ宴》個人蔵　Utagawa Toyokuni, 3rd, Shunsho Ume no Utage

　　　　ダウンロードはこちら：04_三代歌川豊国_春宵梅ノ宴_2013_26

【第5回】三代歌川豊国《誹諧七福神之内　毘沙門》個人蔵　Utagawa Toyokuni, 3rd, Haikai Shichifukujin no uchi Bishamon

【第6回】楊洲周延《墨堤の渡舩》個人蔵　Yoshu Chikanobu, Bokutei no Tosen

　　　　ダウンロードはこちら：06_楊洲周延_墨堤の渡舩_2011_04

【第7回】歌川国芳《めでたいづゑ　まけてもらいたい》個人蔵、大蘇芳年《風俗三十二相　かいたさう》個人蔵　Utagawa Kuniyoshi, Medetai Zue, Makete Moraitai / Taiso Yoshitoshi, Fuzoku Sanjuniso, Kaitaso

　　　　ダウンロードはこちら：07_歌川国芳_めでたいづえ_2012_14

【第8回】歌川国貞《子宝遊》大宮盆栽美術館蔵　Utagawa Kunisada, Kodakara Asobi

　　　　ダウンロードはこちら：08_歌川国貞_子宝遊_2013_33

【第9回】歌川芳虎《座しき八景の内　上漏の松の雨》個人蔵、水野年方《今様美人　六》個人蔵　Utagawa Yoshitora, Zashiki Hakkei no uchi Joro no Matsu no Ame

【第10回】三代歌川豊国《浅草　雷神門之光景》個人蔵　Utagawa Toyokuni, 3rd, Asakusa Raijinmon no Kokei

【第11回】楊斎延一《四つ目牡丹園満開之図》個人蔵　Yosai Nobukazu, Yotsume Botan-en no Zu

【第12回】歌川豊重《青楼宮中月》大宮盆栽美術館蔵　Utagawa Toyoshige, Seiro Kyuchu no Tsuki

　　　　ダウンロードはこちら：12_歌川豊重_青楼宮中月_2011_09

【最終回】歌川国芳《逢身八懐　窓先夜雨》個人蔵　Utagawa Kuniyoshi, Omi Hakkai Madosaki Yau

　　　　ダウンロードはこちら：13_歌川国芳_逢身八懐窓先夜雨_2013_34