期間：令和4年10月14日（金）～11月9日（水）
場所：ロビー、コレクションギャラリー、企画展示室（一部）

はじめよう、盆栽のある暮らし

2020年以来のコロナ禍における“おうち時間”の増加は、私たちに盆栽のもつ魅力を改めて教えてくれました。春の芽吹き、若葉のたくましい生長、深まる紅葉、しんとした冬の立ち枯れと明くる春の再生―盆栽との暮らしのなかで、植物の持つ生命力のたしかさと、四季の移ろいのうつくしさに私たちは改めて気がついたのです。

生活のなかに根付いた身近な自然としての盆栽の魅力を、多くの人に伝えたい。本年の特別展では、盆栽文化の振興という大宮盆栽美術館のミッションの一つに立ち返り、「Life with Bonsai（ 盆栽のある暮らし）」をテーマに据えました。

本展では、より多くの方に盆栽の魅力を伝えるため、盆栽を愛でる9人のアーティストらをゲストキュレーターとして招き、それぞれが演出する盆栽を含めた展示を通して、盆栽とともにある魅力的な暮らしのスタイルや、新たな飾りの楽しみ方を紹介します。

また、企画展示室の一部を会場に、一般愛好家に募って盆栽との暮らしをテーマとした写真を掲示していきます。SNSを通じて募集しますので、みなさんのLife with Bonsaiの一コマをぜひお送りください。

■五葉松「日暮し」特別展示

11月3日（木祝）より、「盆栽界の至宝」と呼ばれる、五葉松 銘「日暮し」（推定樹齢450年）を一週間限定で特別公開します。
本年は特別展「Life with Bonsai～はじめよう、盆栽のある暮らし」において、真の間の出品者・山田香織さんの席の主木として出品しています。
会期：11月3日（木祝）～11月9日（水）
会場：コレクションギャラリー「真の間」
https://www.bonsai-art-museum.jp/ja/collection/a-001/

■屋内写真撮影について

当館では、屋内のコレクションギャラリーにおいて、通常は静かな環境のもと来館者の皆様に盆栽鑑賞を楽しんでいただくため、鑑賞環境に配慮して撮影禁止とさせていただいております。

今回の特別展においては、「生活のなかに根付いた身近な自然としての盆栽の魅力を、多くの方に伝える」ことをコンセプトとしているため、会期の内、10月21日（金）から11月2日（水）までに限り、コレクションギャラリー内も撮影可能とさせていただきます。

【コレクションギャラリー内の撮影可能期間】
令和4年10月21日（金）から11月2日（水）

なお、写真撮影に当たりましては、以下の点にご配慮、ご協力くださいますようお願いいたします。

・他の来館者の鑑賞を妨げないよう、フラッシュ撮影や長時間の撮影はご遠慮ください。
・スマートフォンのスピーカー部を覆うなど、シャッター音の縮減にご協力ください。
・他の来館者が映り込まないようご注意ください。
・展示台上までカメラを近づけることは禁止します。
・三脚、自撮り棒の使用は禁止します。

■出品者（五十音順）
板坂諭（建築家、プロダクトデザイナー）
大和田良（写真家）
須田悦弘（美術家）
TIME & STYLE×加藤蔓青園（インテリアブランド×盆栽家）
高橋俊宏（編集者）
津森千里（ファッションデザイナー）
ペトル・ホリー（研究者）
ミヤケマイ（美術家）
山田香織（盆栽家）

■みんなのLife with Bonsai
盆栽愛好家のみなさんの盆栽との暮らしをテーマとした写真を募集します。
お送りいただいた写真は、企画展示室の一部を会場にして掲示していきます。
ぜひご参加ください。

【応募方法】
①当館の公式Facebookをフォロー（アカウント名：@OmiyaBonsaiArtMuseum ）
②ハッシュタグ 「#みんなのLifewithBonsai」を付け、「お名前（公開して良いお名前）」、「ひと言メッセージ」を添えて写真（1枚）をFacebookに投稿
※投稿された写真を当館でとりまとめ、シートに印刷して会場に掲示します。
※応募状況により、すべての投稿にご対応できない場合があります。予めご了承ください。

■スライドトーク
担当学芸員が展覧会の見どころをスライドを用いて紹介します。
スライドトーク終了後、録画映像を「YouTube」（限定公開）に配信し、視聴用URLを以下に掲載します。
　日　時　10月15日（土）、11月６日（日）各日13：30～
　会　場　ロビー
　参加費　無料　※事前申し込み不要。当日会場にお集まりください。

▶スライドトーク【10月15日（土）】
https://youtu.be/hC-SIusVEzU

※スライドトーク【11月6日（日）】実施回については、システムの都合により映像を録画できませんでした。
　お詫び申し上げます。ご了承ください。

■主　催　さいたま市大宮盆栽美術館
■協　力　株式会社モデルノ

展覧会チラシ（PDFをダウンロード）